フリクションプレス

フリクションプレス
製品イメージはフリクションプレス工程で決まります!

出来上がってから 「イメージと違う」 というのは避けたい事です。
私達は、この工程を行っている工場なので柔軟な対応ができます。

私達が作っている製品は、全てフリクションプレスにより原型を作ります。
その後の仕上げ方や用途の違いでネームプレート、社章、キーホルダー、コイン、メダルと名前が変わりますが、基本的な製法はみな同じです。
社章製作には、100%と言ってもいい程、この機械が使用されます。

構造はとてもシンプルで古いのですが、弊社で作る製品を加工するには、これに勝る機械が無いのが現状です。
操作には熟練度が必要とされ「明日からどうぞやってください」という訳にはいかない作業です。

私たちは、このフリクションプレスの技術を磨き、発展させていく事に使命を感じています。

(画像をクリックすると大きな画面で見られます。)

フリクションプレスの基本構造と動き

フリクションプレスの基本構造と動き

別名、スクリュープレスとも言われ、機械の真ん中に大きなオス、メスのネジが縦に埋め込まれています。

そのオスネジの頭部分を画像で見える、すごく重そうな重量挙げのバーベールの様な物(フライホイール)が、モータにより回転しながら摩擦(フリクション)しています。
これがフリクションプレスの名前の意味です。

このバーベル(フライホイール)は、職人さんのハンドル操作によって左右に動かせます。
片方に擦られると、本体内部のメスネジに沿ってオスネジが加速度をつけながら下降しプレスされます。もう片方に擦れると上昇するという仕組みです。

フリクションプレスの特徴

フリクションプレスの特徴

フリクションプレスは、普通のプレス機とはちょっと変わっていて、この機械、下死点がありません。
極端な言い方をすると上下の金型どうしをぶつけて、その反動とタイミングを職人さんがコントロールしながら作業します。

この技術に、職人さんの世界で言う「年季を積む」という熟練度が必要となります。
ボタン操作で自動ではないので、初めてフリクションプレスにさわる時は、まともに動かすことも出来ないのが普通です。

下死点がないと、何が変わるかと言うと、プレス加圧時の「最後の一押し」が断然に違います。

金型どうしがぶつかる寸前の瞬間的な圧力は、機械の表示能力の3倍以上の圧力が出るといわれています。100トン表示の機械だと、瞬間的に300トン以上の力が出る事になります。
これだけ小型な小回りの効くもので、この力を出せる機械は今のところ他にはないと思われます。

瞬間的に大きな加圧力が出せるのがフリクションプレスの最大の特徴です。

製品の裏面

製品の裏面
(表面には模様が有ります)

フリクションプレスで出来る製品

瞬間的な大きな加圧力を生かして、薄物加工品 足だし加工品(足を出すには「最後のひと押し」が必要です) 模様に高級感、、立体感ある製品ができます。

特にネームプレート(フリクションバッチ)などでは、表面はしっかり模様を出せ立体感が有り、裏面は平らに仕上がるので、両面テープ等を貼る接地面が多く取れ、脱落防止に繋がるという事で多用されています。会社の顔、製品の顔であるネームプレートが脱落してしまったら大変なことです。

フレクションプレスでは、オス メスの金型で模様を出すのではなく、通常はメス型のみで模様出しをするため、プレス圧で材料を金型模様の中へ動かすという概念があります。例えると、粘土を模様の中に変形させながら押し込むような感覚です。

フリクションプレスは設置が大変!

この機械、ただ置いただけではスクリューの回転力で機械本体が回転しようとするので、本体の何分の一かを地面に埋めてコンクリートで固めます。
普通プレス機は、タテ方向の力をそのままタテに伝えるのですが、フレクションプレスはタテ+ヨコの力を吸収する必要があるので大変です。
ですから簡単に動かせません。もし、動かすとなれば完全休業となります。

現在、弊社は2棟の建物が並んだ社屋となっているのですが、そんな訳で、フリクションプレスの設置してある社屋は建て替え出来ませんでした。
築40年以上と古く、片側の社屋を建て替えた際、重みで地盤が少し沈んだようです。
傾いたと言うと縁起が悪いので、「正面むくと右肩上がり」などと言って呑気にやっております。因みに会社は、至って健康です。

弊社へお越しの際は、ビルばかりの新宿で上を見上げて歩きながら、「空が広いな~」と感じた所で見下ろすと、弊社の味わい有る社屋があるかもしれません。

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